この度、株式会社オークワ(以下:当社、代表取締役社長:神吉康成、本社:和歌山市)は、平成25年7月竣工、同年10月を稼働目標に、愛知県春日井市に「(仮称)オークワ東海食品センター」を新設することとなりましたので、施設計画概要をご案内いたします。
当社は、平成19年11月に愛知県愛西市に愛知県1号店(オークワ愛西プラザ店)をオープン後、愛知県、岐阜県において新規出店を加速し、平成24年2月期には愛知県、岐阜県において10店舗、売上高161億円の規模となりました。平成24年2月21日には、子会社であった株式会社パレ(本社:愛知県名古屋市)を合併し、現在、愛知県、岐阜県、静岡県の東海圏において28店舗の店舗網を展開し、平成25年2月期における東海圏の売上高は約450億円を計画しております。また、平成23年2月には、フードセンター富田屋(本社:岐阜県大垣市)と業務提携を締結し、現在はPB商品の供給、システムノウハウの供与等を行っております。
中長期計画として、東海圏における売上高1,000億円の達成を視野に入れ、物流機能の向上と物流コスト削減、店舗ローコスト運営の支援を実現するために、東海圏での物流計画の再構築を行った結果、新たな物流拠点として「(仮称)オークワ東海食品センター」を愛知県春日井市に、平成25年10月稼働を目標に新設することとなりました。
「(仮称)オークワ東海食品センター」は、常温(ドライ)在庫型センター機能の「物流センター棟」、低温(チルド)通過型センター機能と畜産・水産PC機能、農産品加工センター機能の「食品センター棟」の2棟に立体駐車場1棟、排水処理施設1棟の合計4棟の規模となります。最大取扱い規模としては、常温在庫型(ドライ)センター機能は150店舗、低温通過型(チルド)センター機能は100店舗をカバー、総取扱高は900億円までが可能となる、当社最大規模の物流インフラ整備が完了することとなります。
以下、(仮称)オークワ東海食品センターの計画概要をお知らせいたします。
記
○施設全体概要(計画)
1、名称 | (仮称)オークワ東海食品センター |
---|---|
2、所在地 | 愛知県春日井市明知町字頓明1514-88(明知工業団地内) |
3、稼働日 | 平成25年(2013年)10月予定 |
4、敷地面積 | 55,200u(16,698坪) |
5、建築面積 | 20,642u(6,244坪) ※4棟合計 |
6、延床面積 | 48,671u(14,723坪) ※4棟合計 |
7、総投資 | 51億円 |
8、投資回収 | 11年 |
9、取扱高 | 380億円(初年度予測) |
○施設別概要(計画)
施設(棟) | 内容 | 建物構造 | 建築面積 | 延床面積 |
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物流センター | 常温在庫 | 鉄筋コンクリート造3階 | 8,180u (2,474坪) |
22,603u (6,837坪) |
食品センター | 低温通過 畜産・水産PC 農産加工 |
鉄骨造2階 | 11,023u (3,334坪) |
19,120u (5,784坪) |
駐車場 | 立体駐車場 (354台) |
鉄骨造5階 | 1,384u (419坪) |
6,893u (2,085坪) |
排水処理施設 | 鉄筋コンクリート造2階 | 55u (17坪) |
55u (17坪) |
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合計 | 20,642u (6,244坪) |
48,671u (14,723坪) |
▼ご参考:当社既存センター
名称 | 所在地 | 取扱い内容 | 開設年月 |
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和歌山物流センター | 和歌山市 | 常温通過 | 平成4年3月 |
泉佐野流通センター | 大阪府泉佐野市 | 常温在庫 | 平成15年11月 |
和歌山食品センター | 和歌山市 | 低温通過、畜産・水産PC | 平成8年2月 |
関流通センター | 三重県亀山市 | 常温通過、畜産・水産PC | 平成11年9月 |
関流通センター 蟹江サテライト | 愛知県蟹江町 | 常温通過、低温通過 | 平成24年2月 |
みはま食品工場・流通センター | 三重県御浜町 | 常温通過、畜産・水産PC | 平成11年1月 |